炭火焼きは人生最大の娯楽。コードネームは焼き鳥のタレ

色々な事に関する豆知識を提供。七味唐辛子を添えて。

「出会いが無い。。。」と悩む人へ

日本で働いていた時は、IT職という関係上そりゃもう残業するのが当たり前の毎日でした。夜遅くまで働いてた時なんかは、飲み物を買いに外の自販機まで行くことが度々。その自販機はアタリくじ付だったんですが、ハズレるのが当たり前。そんなある日、購入後に全部の電気が点灯。

「当たった、、、!」

軽く覚醒。からの2本目購入。すると、どーでしょう。また電気が光ります!

「えーーー!? 連チャン!?」

 

どうも、こんにちは。その日は1000円札を入れていたことに後から気づいたオニゾウです。

疲れてたんでしょうねぇ。。。3本普通に購入して仕事に戻りました。

 

さて、『出会いが無い』ってのはいつの時代も独身者の頭を悩ませるようです。残業が多い国ってのも関係はあるんでしょうか。。。家に帰るのが夜の8時になるなんて事は別に驚く話じゃありません。そーなると、平日はゴハン食べて寝るくらい。出会いが望めないのも、しょーがない。マッチングアプリなんてのも試してみるが、それで上手くいけば苦労しないですよねぇ。。。さらには「職場、スーパー、家」の往復をする中ではどーも難しい。だから、何とかして出会いを求めて動く!

 

しかし、すごく危険な落とし穴がここに存在します。今日は禅の視点から、何故、自然に見えるこの行動が危ないのかを解説していきます。


まず最初に、1つ大切な禅語を紹介します。

 

その昔、とある仏教マニアの皇帝が達磨大使(あのダルマさん)に認めてもらいたいが為に、仏塔を建て、写経をし、たくさんの人を僧侶にしてきました。

「ダルマさん、私にはどんな良いことが起こりますか??」

の質問に対して、ダルマさんは言いました。

 

「無功徳!!(そんな奴に良いことなんて起こらんわ!!)」

 

「無功徳(むくどく)」

良い行いとは、無心になって行う物。「良いこと事をしている」という気持ちすら微塵も存在してはいけない。果報を宛にするなど言語道断という戒め。

 

人は、誰かの為に何かをしようとする時に見返りを期待してしまいがちです。最悪なのは、見返りを前提で起こす行動。これには嫌らしさが滲み出てしまいます。合コンでも、「恋人が欲しい!!」というオーラが強すぎると引かれてしまいます。

 

では、一体どーしたらいいのか?

 

人間が本当に誰かの為になるには、どうするか考える必要があります。

 

「自分の欲を押さえて、他人に尽くす」

 

これでは、いまいち。それじゃ、長く続きません。良い人の真似事。

 

「自分が本当にやりたい事をして、結果、誰かの為になっていた。」

 

これが、本物の人間になる鍵だそうです。いままで、やりたかったけど先送りにしていた習い事など、始めてみると自分にピッタリの出会いが訪れるかもしれません。

 

世のため人の為に、好きな人の為に、、、!と自分自身を苦しめることなく、まずは自分が本気でやりたい事と向き合ってみましょう。そこに楽しめている自分がいたら、もう出会いの事なんて忘れてます。そーすると、不思議な事、誰か現れたりするもんです。

 

「欲と雪は降り積もるほど、自分が行く道を隠してしまう。」

 

今日は、禅僧をも唸らす名言を多く残した、女優、樹木希林さんの言葉を最後に、みなさんとお別れです。

 

じゃーまたの!