「旦那よ、もう少し手伝って。。。」と思ったら読むブログ
普段アメリカで生活しています。もう6~7年くらい経ちますかねぇ。。。いくら年数を重ねても食事に関しては変わらず「夏はソーメンが食べたくて、冬は鍋が恋しい。」ってな具合。それぐらいであれば何とかなるけど、絶対に食べられない物もあります。ホルモン焼きなんかその代表。
ホルモンってのは、昔「放るもん」と呼ばれ文字通りゴミでした。それが転じてホルモンと名がつき、アメリカでは奇食の部類に入るのか、店で買えるのは「ハツ」と「砂肝」程度。あー、、、ホルモン焼き食べるのを楽しみに、アメリカ卒業して、そろそろ日本に帰ろうかなぁ。。。
どうも、こんにちは。ホルモン焼きの店員さんに「すいません!オッパイ下さい!」と大きな声で頼む勇気が未だに出ないオニゾウです。
今日はタイトルにもあるように旦那について書いていきます。みなさん、「旦那」と聞いて何をイメージするでしょうか?
友達の内田くんは、合コンで知り合った人と結婚したんですが、自分は付き合い出す前から2人の事を知っていて、日本に一時帰国した際は、みんなでよく遊んだりします。2人が付き合いたての頃からは想像できないんですが、いつしか内田くんは嫁の目の前で屁をするようになりました。
「うわ、くさっ、、、。」
と、いきなり聞こえるので『あぁ、あいつ屁したんだな。』って分かるんです。あの遺憾ともしがたい顔を見る限り、内田くんの嫁にとって「旦那」というイメージは複雑なはずwww。
内田くんは、内田くんなりに不満があるようで、「こいつ、たまにメシ作りたくないとかふざけた事言うんだぜ?」とのこと。
自分には、アメリカ人の嫁がいます。ぐーたらすることが多くゴハンを作らない事なんてザラ。それどころか
「今日は簡単に、冷やし中華でも作って。」
なんて、恐ろしい事を言ってきます。冷やし中華がどれだけ面倒か知らないんでしょう。。。
キュウリと卵を細く切ってトマトもスライス。空かさず冷やし中華のスープを作った所で、本当に疲れてしまった時がありました。一度横になったらそのまま寝てしまい、気づいたら夜の7時。あわてて起きると、嫁はケロリとした顔でテレビをみています。冷やし中華の続きに取りかかろうとすると
「もう、食べた。麺茹でるだけだったし。」
どうやら、冷やし中華を作るのは『簡単』だったそうです。
とにかく、ゴハンを毎日作るってのがどれだけ大変か内田くんには分からないようで、世の中のお嫁さん達が「ゴハン作りたくないな、、、。」ってのが普通の認識であるとは理解しがたい様子。
内田よ、ゴハンを毎日作るのはダルいのだ。。。
じゃあ、旦那は外で働いてるからって、家で何でもしていい理由にはなりません。嫁に屁をぶっ放すなど言語道断。
では本来、旦那とはどーあるべきなのか?
調べてみると、面白い事がわかりました。そもそもこの「旦那」という言葉の語源はインドのサンスクリット語「ダーナ」から来ていて、意味は「お布施をする人」。それが中国に入り今の漢字が音写されたという歴史があります。実は「旦那」という単語は仏教用語だったのです。
結婚した男性達は、結婚式で神様の前で「旦那」になる事を誓います。これは、「一生、お布施の修行に精進してまいります。」という意味ですよ。つまり、旦那とは家庭に与え続けてナンボの存在。
- 家事、育児に非協力的
- お金遣いが荒い
- 浮気する
- 夫が妻を支配下におきたがる
- 屁をかけてくる
こんな事がもし起こっているようであれば、
「あいつ、地獄に落ちねーかな?」
って思う事もあるでしょうが、戒律を破ってしまっている手前、どーやら地獄に行く確率は高まっているようですwww。
とにかく世の中のお嫁さん達、毎日のゴハンの準備本当におつかれさま。そして、ありがとう!
旦那修行10年目のオニゾウからみなさんに感謝の言葉を送り今日はお別れです。
じゃーまたの!